可愛いがエコになる最新エコアイテムと自然環境について考える
身近にあった海のゴミ問題から考える
まずはじめにそもそもなぜこのテーマを書こうかと思ったか。宮崎に引っ越してからというもの暇があれば海散歩が日課となりつつあるのですが、裸足で歩いているとゴミの気になること!ある日持っていたコンビニ袋にペットボトルの蓋だけ拾ってみよう、と思ったところ1時間もしないうち袋はパンパンに。それから海に行くときはビニールの買い物袋を持参して、それがいっぱいになったら帰るという地味な習慣になりました。
近所の海は3−4kmぐらいのビーチがあり、それはそれは取りきれないぐらいのゴミが毎日毎日打ち上げられています。ゴミを拾っていると色々なことに気がつきますが、とりあえず一番目につくのはペットボトルとボトルキャップです。キャップは飲料用に限らず生活洗剤全般。ほとんどが日本のメーカーと確認できますが、中には海を渡って外国のものも混ざっています。あとは工業ゴミの大きな袋や細かくカットされたプラスチックのパイプなど時に大量に打ち上げられています。
海にゴミ捨てるなというのが一番の主張であることは確実ですが、もっとそもそも、捨てるような素材を作らない方向の方が良くない?根本的にエコ改革をした方が長い目で見て、地球にも人にも経済的にも優しいのではないか?と思わざるを得ません。
世界の沿岸地域で同じような問題を抱えている国があり、世界的にエコな雰囲気が広まっていきつつあるのはニュースやネットのトピックで知ることができます。
特に海に関してはプラスチック問題が話題になりましたね。その話題を知っていたからこそ、散歩中のゴミが気になったのです。知らないよりも知っておいて、行動の際選択肢が増えるのはとても素晴らしいことです。私もこのゴミ拾いをきっかけによりエコを知るべく、現在のエコに関して少しリサーチしてみました。
エシカルやサスティナブルの意味
今巷ではエシカル(Ethical)やサスティナブル(Sastinable)という言葉が良く使われています。エコについて調べると必ず出てくるキーワードですし、最近では雑誌や飲食店のコンセプトなどにも見ることができます。
エシカルとは元々”道徳的”や”倫理的”を意味し、近年は”倫理的=環境保全や社会貢献”という意味合いが強くなっているようです。人や社会、環境に配慮した消費行動をエシカル消費と言います。
大きな括りすぎて良くわかりません!と言いたくなりますが、つまりは”エコ”と言われることとあまり変わりません。違うところといえばエコが自然に寄り添うのに対し、エシカルはより社会や人に寄り添うといったところではないでしょうか。
エシカルな行動が大きく繋がっていく先としてサスティナブルという考えがあります。サスティナブルとは”維持できる”、”耐えうる”という意味で、こちらも近年環境における持続可能な行動や社会や地域の経済や生産なのど持続性といった意味合いで用いられています。例えば地消地産は地域の労働力や生産を維持し、経済が地域で回るというサスティナビリティ(持続可能性)のある営みですね。
これからのエコアイテム
にわかに環境や道徳的な配慮に注目の集まる昨今ですが、具体的に目に見えるアイテムとして様々な商品が国内外問わず販売されています。
中でも海のプラスチックゴミ問題において、ストローが大きく取り上げられていますよね。なのでいち早くプラスチックストローに変わるペーパーストローや金属製のストローがエシカルなアイテムとして利用されるようになりました。
でも私は紙も資源の無駄使いだしゴミをだすという点ではエコじゃないと思うんですよね。そうすると金属ストロー一択か?と思いきや、一番手っ取り早くエコなのは再利用できること。マイタンブラーも変形可能なオシャレなものがどんどん増えています。オフィスや自宅ではいいけど、出先で解決する方法を継続して考えたいものですね。
再利用可能なミツロウコーティングのペーパーラップ。画期的でデザインも可愛くギフトに喜ばれそう!
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カラフルエコーヒーカップ
なんと竹でできたカップ!蓋とホルダーはシリコンで取り外せるので、カップをカラフルにコレクションしてもいいかも。カラーバリエーションが豊富で可愛い!
驚くほど小さくなってしまうカップ。バッグの中でもかさばらずに持ち運べるので、旅行にも重宝しそう。
こちらアメリカのクラフファンにて発見した海藻を使って作られた食べられるストロー!しかも味付き笑 まだ発売段階ではないようですが、これからどう言う展開になっていくか楽しみですね。
他にも折りたたみ式携帯ストローやバンブーストロー、シリコンストローなどなど、海外では色々なアイデアでプラスチック問題を解決しようとしています。
まあ手っ取り早くストロー使わなければいいんじゃない?と思いますが、クリームやアイスクリーム、タピオカはどうすんの問題があります!諸々課題はあると思いますが、徐々にプラスチックが減っていく傾向は変えられないでしょう。そのうちスーパーのプラスチックバッグみたいにストロー有料になるかもしれませんね。
一方、いち早く海外のマクドナルドとスターバックスではストローを減らしていく方針を決めたようで、ドリンクのキャップ自体のデザインが変更されています。(カップがプラスチックというツッコミどころはありますが…)日本はまだのようですが、近い将来同じように変更になりそうですね。今後の大手業界のエコ対応も気になります。
今の自分にできることとは
大きな改革は難しいですが、身近な改革は今すぐにできます。何気に捨てたゴミが回り回って綺麗なビーチを汚して遊ぶ場所を奪われるなんて、ダサい行為はしてはなりません。むしろオシャレにエコを生活に取り入れるスマートな女性になりたいものです。
同じ考えの人は世界中にいて、世界でもエコ視点の様々なアイデアやアイテムが取り上げられています。自分のセンスに合うものをさりげなく取り入れ、それがエコに繋がり、社会貢献になると言う好循環。他人事ではなく自分の問題に置き換え考えると言うことがエシカルにも繋がります。
とりあえずすぐにできることは継続して少しずつだけどゴミ拾いをすること。それから無駄なプラスチック製品(ストローやプラスチックバッグ)を断ること。お気に入りの買い物バッグとコーヒー用タンブラーを見つけて買うこと。
今よりさらにミニマムに、そしてシンプルに自分が気持ちよく生きていける思考と行動をしていきたいなと思っています。
汚い町やビーチより、綺麗な方がいいですよね。
これもいいね。